ダンスクラスの発表会の作品作成中。
2月22日のダンスクラスの発表会に向けて、リハーサルが始まった。
今回は、普段から教えているセネガルのダンス(サバールダンス)の他に、ガーナやマサイのダンスを取り入れ、最後は我が国日本とのコラボレーションな感じで踊り切る、というバリエーションに飛んだ構成になっている。
衣装や曲の作り込みもハンパない。
かなり、時間をかけて作っている。
衣装は、すべてセネガルで発注。
日本で衣装のパターンを起こし、サンプルを一着作り、それをセネガルに送って現地のテーラーにセネガルの布で参加者人数分の衣装を作ってもらっている。
振り付けも順調。
内容も盛りだくさんの充実したナンバーになってきた。
今までにない構成やニュアンスもたくさんあり、生徒たちも必死で振り付けを覚える。
まだまだ、荒削りであるが、なんとなくだが全体像が見えてきた。
昨日のリハーサルでは、曲を頭から流し、踊れるところだけ繋いで踊ってみた。
すると、な、なんと。
オチがない。
振り作りに夢中になりすぎていて、気がつかなかった。
冷静にその作品を見ると、なんと、オチがない。
どういうことかというと、、
「やりたい事は分かる。そうだね、それがやりたかったんだね。(で、一体その作品を通して何が見せたかったの?)」
要するに・・
「わー、すごーい、で?」
この「で?」が残るものになっていた。
こういう場合、たいていがパフォーマンスをしている側は気持よい。
なぜなら、やりたい事を存分にやっているからだ。
「やり切ったぁ!」とキラキラ輝いている。
デトックスと一緒。
でも、「で?」と疑問を抱いてしまった見ている側は、そのモヤモヤは解消できない。
私が作っている作品が、、今、そんな状態だった。
私の中のエンターテイメントとは。
見ている側も楽しくないと意味がない。
意味がないというか、それをしなければただの時間泥棒でしかない。
生徒たちは皆プロじゃない。素人だ。
じゃぁ、観客はガマンしてもらわないといけないのか?
それは違う。
踊りがどんなにキレッキレな上手なダンサーでも、つまらないパフォーマンスはいくらでもある。
組み立て方だ。内容をどう構成するか。(もちろん本人の見せ方の技量も充分関係しているが。)
それはダンスに限らない。
全てのエンターテイメントに通用することだ。
全体を通して何が見せたいのか。それを引き立たせるために何を出し、何を出さないか。
時にはやりたいことをガマンしないといけないこともある。
やりたいことを出すだけ出して、スッキリするのはただのマスターベーションであって、エンターテイメントではない。
これからが正念場。
壁にぶち当たってしまったファティマタ。
自分の作品にオチがない。
「今回の作品はヤバいかも。」と自負していたのに、全体を通してみたらイケてない。
これはまずい。
本番は2月。時間は刻一刻と迫る。
焦りと落ち込みが交互に私を襲う。
私も多少踊るが、メインで踊るのは生徒たちだ。
生徒のお友達、お知り合いがそのダンスを見て「楽しい!」と思ってもらえるナンバーを作らなければならない。
それがマイポリシーのはず。
本番は2月22日。
立つのだ!ファティマタ。
負けるな!ファティマタぁぁ!
自分を信じて今日も進む。
サークル発表会詳細
平成26年2月22日(土)
場所:築地社会教育会館 4階ホール(中央区月島4-1-1)
出演時間:14:15〜
入場無料
私たちのグループ名:タンガナグループ
タンガナグループでは、ファティマタナンバーの他に、チームメイトのみどり先生ナンバーも出演します。
期間限定アゾント(ガーナダンス)クラス(AZONTO)
軽快なステップ。
一度覚えてしまえばウォークマンひとつで駅のホームもショウステージ。
詳細はコチラ➡アゾントダンスレッスン