サバールダンスを楽しみたい人のためのプログラム
FATIMATAが約20年かけて解読してきたサバールダンスの知識を10回のレッスンに分けてレクチャーします。
サバールダンスプログラム(全10回) 対象人数 2名〜10名 (※1名の場合は料金が変わります。) | |
【ポピュラー編】 現地のカリスマダンサーたちがアレンジを利かせて踊るリズムをチョイス 〜チャブジェン、ファス、ミュジック〜 |
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※ リズムはアレンジできます。(バーランバイ、ファルブジャル、ニャーリゴロンなど) | |
レッスンはセネガル現地でダンスレッスン用にレコーディングした音源を使用します。レコーディングに協力してくれたドラマーたちはセネガルでも第一線で活躍しているグリオ(伝統継承者)たちです。 | |
第1回 | ・サバールダンスの説明 ・基本姿勢、立ち方 ・基本の体の使い方 ・サバールのカウントの取り方 ・メトロノームについて ・踊り出しまでの待機のステップ ・リズムの聞き方 ・リズムのキャッチボールで遊ぶ ・踊り出しのタイミングの練習 ・8カウントでサバールステップを踏んでみる |
第2回 | ・前回のおさらい ・6カウントでサバールステップを踏んでみる ・ドラムの役割の説明 ・「チャブジェン」のリズムを聞いてみる ・「チャブジェン」のアンサンブルを聞き分ける ・「チャブジェン」のリズムで踊ってみる ・「チャブジェン」の踊り出しのタイミングを知る(ソロダンスへの導入J) ・ドラムへの合図の出し方 ・フィニッシュ(ダーネ)の合図の出し方 ・簡単な振り付けでチャブジェンを踊る |
第3回 | ・音の流れ、合図を出すタイミングを知る ・音を外さない法則を知る ・駆け引きを楽しむ遊び方を知る ・「チャブジェン」のリズムでバリエーションを増やす ・バリエーションを増やしたコレオグラフを踊る |
第4回 | ・前回までの復習 ・ソロの魅力的な入り方を学ぶ ・見ている人を楽しませるソロの踊り方を学ぶ ・「チャブジェン」でソロを踊ってみる |
第5回 | ・ンバラとは ・「チャブジェン」以外のリズムの規則制を知る ・ドラムのパートの特徴を知る ・「ファス」のリズムを聞く ・「ファス」のンバラでステップを踏む ・「ファス」のタルンバットのリズムの取り方を知る ・「ファス」で合図を出すタイミングを知る ・「ファス」を聞いて実際に合図を出してみる ・「ファス」の簡単な振り付けを踊る |
第6回 | ・前回の復習 ・「ファス」のリズムを聞いてフィニッシュの合図を出すタイミングを知る ・「ファス」のリズムで踊り出しとフィニッシュを練習する ・音を外さないテクニックを学ぶ ・「ファス」でソロに挑戦する ・バリエーションを増やして踊ってみる |
第7回 | ・前回の復習 ・複雑なステップを取り入れてトリッキーに見せる ・複雑なステップを取り入れたコレオグラフを踊る ・「ファス」のソロ練習をする |
第8回 | ・「ミュージック」の説明 ・メトロノームの取り方 ・踊り出しの合図の出し方 ・フィニッシュ(ダーネ)の合図の出し方 ・ミュージックのサバールステップをマスターする ・バリエーションを増やして踊ってみる |
第9回 | ・前回の復習 ・「ミュージック」をもっとトリッキーに踊る ・バリエーションを増やす ・ソロの踊り方を学ぶ ・ソロの練習 |
第10回 | ・今までの復習 ・苦手だったリズムをピックアップして強化練する ・3つのリズムでソロの練習 ・おすすめダンスクラスの紹介(実際にドラマーがいるダンスレッスンに通ってみよう!) |
ダンスレッスン詳細 | |
日 時 | 要相談(午前中でも可能です。) |
時 間 | 1レッスン 90分 (時間帯も要相談) |
場 所 | こちらで指定します。首都圏以外は別途交通費がかかります。 |
料 金 | 全10回 180,000円 (1団体) |
人 数 | 2名〜10名 ご相談に応じます。お気軽にお申し出ください。 (1名のプライベートレッスンの場合、全10回で90,000円 10,000円/1レッスン) |
支払い方法 | 銀行振込で先払い。(こちらからご請求のご案内を致します。) |
追加レッスン | 20,000円(1レッスン) |
お問い合わせ | お気軽にご相談お問い合わせください。メール |
世界一魅力的なダンス
サバールダンスはダンサーが踊りながらドラマーに合図を出し、演奏を指揮しながら踊ることができるとても珍しいダンスです。
それが、サバールダンスの一番の魅力でもあり、他のダンスでは味わえない醍醐味でもあります。
しかし、私がサバールダンスを初めて知った98年ころは、そのサバールダンスの一番の魅力を知らないままサバールダンスを習っている人がほとんどでした。
魅力を知るためには険しい道
なぜなら、それを習得するためには、とても地道な練習、すなわちドラムの音を理解するためにサバールのリズムを基礎から学ぶというとてつもなく地味な時間を費やさなければいけないからです。
たいていの先生はその時間を省きたがります。
フィットネス感覚で、スタジオに入ったその瞬間から楽しめる方が一般の人たちには人気が出るからです。
そのため、私はサバールダンスを習い出した最初の3年間はその一番の醍醐味を学ぶ機会を当然得ることはありませんでした。
ますます虜にさせる不思議なダンス
見るからに不思議なダンス。
セネガル現地へ行くとダンサーたちはドラムの音を操り、自由に踊り出す。
「同じように踊りたい。」
その想いは募るばかりでした。
それなのに私は・・・。
日本でずっと学んでいるのにも関わらず、ドラマーとのコミュニケーションをどう取ったらよいか分かりませんでした。
目の前で行われているドラムの演奏をただただ指を加えて眺めているだけでした。
単身でセネガルに通い続ける
なぜ、セネガル人のダンサーは即興でもドラムの音とピッタリ合わせて踊ることが出来るのだろう。
まるでドラムに魔法をかけているようでした。
その「なぜ」を追求するため、そのことだけを習得するために、まずはサバールドラムを学び始め、そして単身でセネガルに通い出しました。
やはり、ありました。
あるドラムレッスンを通して、たまたま知り得ることができたのです。
コミュニケーションを取るためのテクニックはやはりあったのでした。
それだけを伝えることに専念
現地で知り得た知識を自分なりに解読し、日本人が理解できるように分解し、独自の指導法でそのノウハウを自分の教室で伝え始めるようになりました。
そのダンスの魅力はEXILEのUSAにも目に止まり、彼もその楽しさを享受し、「サバールダンスが世界で一番最強かも。」と言わせました。
あれから10年余。
今では、日本でもセネガル現地のダンサーと同じようにドラマーを自由に操り、楽しく踊れるダンサーが増え、セネガルで行われているようなダンスパーティーを日本で再現することも可能になりました。