人懐っこいセネガル人
セネガルの助け合いの文化【テランガ】
以前、日本とセネガルではどちらがおもてなしが強いか。というブログを書いた。(どっちがおもてなしの国? セネガルVS日本。)
現代っ子の私たちが、日本は【おもてなしの国】だということを再確認したのは流行語になったつい最近。
それと比べてセネガルがおもてなしの国であることは、国民の精神として常にみんなが意識している。
だからだろうか、セネガルに行くと初対面の人でも、「明日、ぼくのうちに昼食を食べにおいでよ!」と誘われる。
(セネガルでは、夕食より昼食の方が贅沢をする。)
出会う人、出会う人がそのように誘って来る。
彼らは初対面であろうが、会ったその日に「君は友達だ。」とすぐに昼食に誘いたがる。
なんとも人懐っこい人種だ。
バカ正直な私たち。
私たちも悪い気はしない。
というか、知らない土地で現地の人に優しくされることはかなり嬉しい。
心細かった気持も開放され、お誘いをうけた通り、翌日彼の家にひょこひょこ尋ねに行ってしまうことはよくある。
誘ってきたご本人がいない。
誘われたから遊びに来たのにご本人がいない。
しかも、その家族たちも来客が来ることを把握すらしてない。
こちらはお腹すかしてやって来たのに・・。
でも、こういうことはたまに(というか、よく)ある。
何がいけなかったのか。
さて、この食い違い。
何がいけなかったのだろう。
私たちがセネガル現地の言葉を充分に把握できておらず、誘われていると思い込んでいたが、実は誘われていなかったとか?
それも、ある。
それか、誘って来た彼がウソを付いた?
それも、ある。
両方、あり得る。
言えることは、彼らは社交辞令(建て前)で「遊びにお越しよ!」と言う事はよくある。
言葉が充分でない私たちは、それがただの挨拶なのか本気なのかの見極めができない。
それだけ。
結果、本気で誘われてた訳ではなかったのだけど、彼は私たちにウソを付いた訳ではない。
社交辞令にはどう答える?
彼らも日本に負けないくらいの建て前社会。
彼らの申し出が、ウソなのか本気なのか迷う場面はたくさんある。
そんな時は素直に聞いてしまえばよいのだ。
「それは冗談ですか?もしくは本当に行っていいのですか?」
dagay fo wara ma gnow?(ダガイフォ?ワラ マニョウ?)
約束を確定させる。
そう言われたセネガル人。
軽い気持で「おいでよ。」と言ったけど、まさか「冗談だよ。」とは言えまい。
「もちろん。」
と本気で準備をしてくれるであろう。
迷ったら聞く。
分からないことは素直に聞こう。
これはセネガルに限らず日本にいても同じことだ。
聞く行為は勇気のいることだが、誤解が生じて関係が壊れては後の祭り。
気軽に誘って来るセネガル人だからこそ、こちらも気軽に確認する。
そんな気持で。
FATIMATAと一緒にセネガル人としゃべろう。
Skypeで現地のセネガル人とクロスディスカッション。
英会話やフランス語会話はくさるほどありますが、
ウォロフ語会話は日本で唯一ここだけ。
まずは「こんにちは」って何て言うの?から。
詳細はコチラ➡ Wolof Lesson