ファティマタとよさこい
よさこいとは、ファティマタ流に超簡単に説明すると、鳴子を鳴らしながら沿道を練り歩きながら踊る、高知県で生まれたお祭り。
ファティマタも3年前までは高知で行われるよさこい祭りに参加していた。
Selecter Hemoが音楽をプロデュースしている、『かなばる』。
トリニダード・トバゴのカーニバルと高知のよさこいを融合したチーム。
このチームに2008年から4年連続参加していた。
ファティマタはその中でも、フロントダンサーとして毎年奇抜な衣装を着て、チームのマスコット的な存在で『かなばる』を盛り上げていた。
2009年は鳴子の神様に扮し高知新聞に取り上げられ、2010年は特殊衣装のグランプリとして雑誌にも取り上げられた。
ファティマタは行く所、行く所で伝説を生み、チヤホヤされた。
みんながファティマタにカメラを向け、「ファティマタ!」とコールし、ファティマタTシャツを着て、ファティマタメダルを欲しがった。
何かが違う・・
でも途中から「何かが違う。」と感じ始めた。
私はこのままこれをやり続けてていいのか??
これが、私のやるべき仕事か?
いや、ちがう。
アフリカンダンサーとしてまだまだ知られてないアフリカの文化をエンターテイメントで伝えるのが私の仕事であり、ミッションのはず。
私は後半から、自分のするべき仕事をほったらかして、夏のほとんどの時間をよさこいに割いていることに、後ろめたさを感じるようになっていた。
ファティマタ部始動
私はかなばるを抜けた。
やらなければいけないことがある。
私が教えているアフリカンダンスをもっといろんな人に見てもらわなければいけない。
そこで、翌年からよさこいには参加せず、『ファティマタ部』として、生徒たちと一緒に、小さなお祭りでアフリカンダンスのパフォーマンスをすることを始めた。
そこでは、ファティマタコールをされることもなければ、ファティマタTシャツを欲しがられることも無かった。
だけど、かなり充実していた。
本来やりたかったことをしている。
新潟総踊りに参加
そして、新潟総踊りのお祭りに参加した。
新潟総踊り。
このお祭りも高知のよさこいのように、ストリートで演舞する。
私たちは少ない人数で、新潟のストリートで、裸足になり思い切りアフリカンダンスを踊った。
新潟では、『ファティマタ』と聞いて集まる人はひとりもいない。
高知の時とは大違いだった。
だけど、たまたま私たちのダンスを見てくれた人が笑顔になる。
私はそれをだけで嬉しかった。
そして、私自身がこの新潟総踊りが好きになった。
高知よさこいほど大きなお祭りではないが、参加した人たちが踊りを通じてひとつになれるのが好きだった。
新潟総踊りで出場されるチームの多くが、土佐のよさこいを全国に広めた須賀IZANAI連がプロデュースしているチームが多く、和の特色が強い。
和太鼓や三味線や笛の音で踊り狂う。
私もその音を聞いただけで血が騒ぐ。
日本もアフリカも本能で踊ることには変わらない。
日本にもまだまだ熱く踊れる文化があり、それを伝えている若者たちがたくさんいることを改めて実感し、胸が熱くなった。
その後も、新潟総踊りに参加し、アフリカンダンスを踊った。
全く誰も知り合いのいなかった新潟にも、2回目、3回目と回数を重ねていくうちに、新潟の踊り子さんたちとも仲良くなっていった。
踊りとはそういう魔法がある。
違うジャンルでも通じ合える。
ガーナのダンス『Azonto Dance』との出会い
私は10年以上、セネガルのサバールダンスをパフォーマンスやダンスクラスで伝えつづけていたが、2013年、激しい動きからついにオーバーワークで両膝を壊してしまった。
着地と共に伴う激痛で、もはやダンスを楽しめないほどになっていた。
そんなタイミングで私の目に飛び込んで来たのはガーナ発祥のアゾントダンスだった。
ヨーロッパでは大ブームを起こし、フィットネスとしても親しまれているほど、ノリノリで誰でも気軽に踊れるダンスだった。
そのダンスは見てるだけで、笑顔が出てしまう。
ついつい、一緒に肩を揺らしてしまうようなダンスだ。
私はこのダンスに恋してしまった。
アゾントライフスタート
それからというもの、アゾントダンスに夢中になった。
ダンスクラスも、セネガルのサバールからアゾントダンスクラスに変えた。
ただ、ひとつ難点なことは、私はまだガーナに行ったことがない。
2014年、ガーナ渡航を試みたが西アフリカのエボラ騒ぎで断念。
最新のアゾントダンスの発信しているロンドンへ渡航先を変え、生のアゾントダンスに触れてきた。
ガーナに行きたい!
だけど、私の夢はガーナへ行って踊ること。
どうせ行くなら、吸収するだけじゃなく、日本でたくさん経験してきた自分のダンスをガーナの人たちとも共有したい。
日本にも素晴らしいダンス文化がたくさんある。
私にそれを教えてくれた、高知のよさこいや新潟総踊り。
私たちにはモノマネだけじゃない、本能で踊れる大和魂がある。
きっと、それは国境を超えて共感しあえる。
ガーナでよさこい
毎年ガーナでは11月にジャパンウィークという日本文化を伝えるフェスがあり、そこではよさこい祭りも行われている。
ただ、日本人の参加者は少ない。
そして、アゾントを踊る日本人も皆無に近い。
だったら、アゾントを取り入れたよさこいを我々日本人が現地で披露したら、これこそ真の文化交流じゃないか?!!
そう奮い立って止まないファティマタはガーナでよさこいチームを出すことを心に決めた!
ジャジャーーーーン!
ガーナでよさこい!!
ガーナよさこいメンバー緊急募集
募集を発表できるまでに、時間がかかってしまった。
旅費も含めて安く、安く、安く、現地に行けるパッケージを組んでくれる旅行会社を見つけるのに相当苦労し、時間がかかってしまった。
だが、ついに協力してくれる旅行会社を見つけた!
私たちのしつこい要望を飲んでくれ、かなりの破格でツアーを作ってくれることが実現できた!!!
なので、この機会にぜひ一緒に参加してほしい!
私ひとりじゃダメなんです。
日本の代表として、ガーナに一緒に行きませんか??
詳細はコチラ 詳細ページ
急いで、同僚、上司を説得しましょう!!
新潟総踊りもよさこいで!
そして、ファティマタ部が参加している新潟総踊りも9月のシルバーウィークに行われる。
ガーナによさこいで参加すると決まれば、9月の新潟総踊りもよさこいスタイルで参戦でしょ!!
どっぷり日本文化とアフリカ文化を融合させて新潟のストリートでもガッツリかましましょ!
新潟総踊りのエントリーは9月の19(土)、20(日)。
新潟総踊りのリハーサルは8/16から始まります!!
新潟総踊り募集の詳細はコチラ→ 新潟総踊り参加者募集
高知よさこい『かなばる』緊急参戦
私によさこいのキッカケをくれたチームを忘れてはいけない。
このチームがあってこそ、今の私がいる。
カリブのカーニバルと日本のお祭りを融合したチーム『かなばる』。
もう一度、よさこいを感じるために、高知でよさこいを踊る。
なので、ファティマタ緊急参加決定!!
もう一度、かなばるで。
8/10、8/11 本祭。
高知よさこいの後は、四万十でバカンス
よさこいの後に、四万十でビッグイベントがある。
素晴らしいロケーションで、踊り放題、音楽聞き放題、温泉入り放題。
テントを張って手に届くような星空を仰ぎながら、日頃のストレスをぶっ放そう!
この日ばかりは携帯をOFFにして!
一緒に奇跡を起こそう!!
待っていてもダメ!
何かを掴みたいなら、自分で進むしかない。
ファティマタはいつもそう思っている。
そこで得た体験はプライスレスだから。
海外保険で盗まれたカメラは買い戻すことができても、中のメモリーは二度と戻ってくるこないでしょ?
本当に価値があるのは、二度と戻らないメモリーの方。
そう、一度しかできない体験のこと。
その時間はもう二度と戻らない。
だとしたら、無難な道を選ぶか、冒険するか。
答えは決まってるよね?
なんでもよいので、お問い合わせはコチラ