チェブジェンとは
チェブジェンとはセネガルの代表的家庭料理。
お魚とお野菜を煮込んだスープでご飯を炊き込む。
パエリアみたいなお料理。
セネガルには白チェブジェンと赤チェブジェンがあり、ご飯が赤いと赤チェブジェン、白いと白チェブジェンと言われている。
こちらが赤チェブジェン。ご飯が赤い。↓↓
こちらが白チェブジェン。ご飯が白い。↓↓
あっさり白チェブジェン
赤も白もチェブジェンであることには変わりないが、白の方がトマトペーストが入らない分あっさりしている。トマトのコクが出ない分、魚介系の出汁でしっかり味付けしないとボヤけてしまうので、出汁系の食材に力を入れてしまい、結果、白の逆転勝ちをしてしまう印象が強かった。笑
ご用意いただく食材
2~3人前(家族が多い人は、量を増やしてみてください。)
<チェブジェンの中に入る野菜類>
(お好みで足し算引き算してください。)
*にんじん 1本
*ナス 1本
*かぼちゃ 1/8(元々カットしてあるものが楽です。)
*キャベツ 1/8
*大根 1/4
*じゃがいも又はサツマイモ 1個(セネガルではじゃがいもは入れないです。)
<チェブジェンの隠し味に>
*玉ねぎ 半分
*トマト 1個
*アンチョビ缶 全部
*スルメ(あたりめ)又は煮干し 少々(おつまみ棚の100円コーナーのものでもよい。)
*ローリエ
*サラダオイル (炒める用)
干しエビ、あさり、ほんだしなど、家にある魚介の出汁が出るものなら、入れてしまって構いません。
<ムニエル用>
*魚の切り身 2切れ~3切れ(ムニエルに合わせやすい切り身魚であれば、メカジキ、カジキマグロ、真鯛、鮭、なんでもでも良い。骨がない方が食べやすいです。)
*小麦粉(米粉や片栗粉でもよい)
<チャブジェン用のごはん>
*米 2合くらい
(炊飯ジャーを使います。ご飯は作ったスープで炊きます。通常の白ご飯は炊かないように!)
<ノッコス(魚の下味に)>
(フードプロッセッサーで粉砕します。)
*生パセリ少量(2フサくらい)
*玉ねぎ1/4 又は あさつき(青ネギ) 2本
*ピーマン 半分
*塩、コショウ 少々
*マギーブイヨン 1個
*乾燥唐辛子(鷹の爪)2本(一味唐辛子でも可)
*にんにく2~3片
<お好みで>
*レモン汁 少々(あった方が美味しいです。)
*練り梅(はちみつか砂糖を混ぜてすこし甘酸っぱくします。)なくても良いです。
*仕上がったチェブジェンにお好みでかけて酸味を加えます。
量は目安です。
調理器具
*フードプロセッサーまたはミキサー
*大きめの鍋
*フライパン
*炊飯ジャー
作り方手順
所要時間1時間半。
0、米を水に浸す。
1、魚の切り身をさっと洗い、ノッコス(半分)を両面すり込み、置いておく。(包丁で切れ目を入れて、その間にもノッコスを入れる。)
2、大きめの鍋にアンチョビを油ごと全て入れる。油が足りなければ足す。スルメ又はにぼし類も入れてそれらを炒め、油に魚の臭みを付ける。
3、玉ねぎのみじん切りとトマトのざく切りを鍋に入れしんなりするまで炒める。
4、鍋に半分くらい水を入れる。
5、固い野菜をカットする。(にんじん、大根、キャベツ)鍋に投入。
6、残りのノッコス入れる。(さつまいもの場合もここで入れる。)
7、味を見て、塩で味を整える。蓋をして中火で20分煮込む。
8、煮込んでいる間に、溶けやすい野菜をカットする。(ナス、じゃがいも、かぼちゃ、おくら、ズッキーニなど)
9、20分経ったら、お玉でお鍋の中のスープだけをすくって炊飯ジャーに入れお米を炊く。
10、8でカットした野菜を加えてさらに20分煮る。
11、その間に間にムニエルを作る。(切り身魚に小麦粉をまぶしてフライパンでこんがり両面焼く。)
12、練り梅(チューブなら全部)を小皿に出し、スープを大さじ1ほど足してお砂糖を混ぜて甘酸っぱいソースを作る。
13、ご飯が炊けたら盛り付けてできあがり。
FATIMATAインフォメーション
instagram @senegal_kitchenもフォローよろしくお願いします。
FATIMATAの公式ホームページはこちら