彼らにはお世話になった。
旅先で誰にもお世話にならない人はいない。
慣れない土地で、必ず良くしてくれる人はいる。
「◯◯さんには大変お世話になった。」
こんなセリフを言いたい場面はたくさんある。
だけど、意外にウォロフ語でどんな言い回しをすればよいか知らなかった。
せいぜい言えて「◯◯さんはいい人だった。」くらい。
そんなかゆいところに手がとどくレッスンをしてくれるのは、
我らのウォロフ語救世主、Lyan先生。
日本語のニュアンスをくみ取り、それに適したウォロフ語の言い回しを教えてくれる。
「彼らに大変お世話になった。」
dagnu ma teral bu baax(ダニュマ テラル ブバーハ)
「彼ら」が複数じゃなく、「彼/彼女」と単数になるなら、
dafa ma teral bu baax.
となる。
この、『teral テラル』というウォロフ語が、まさに
「お、も、て、な、し。」
だそう。
セネガル人のLyan先生が滝川クリステルになりきって説明してくれたが、
それがギャグだとは生徒だれも気がつかず、
先生はひとこと、「すべった・・・・。」と。笑。
なんでも、この『teral(テラル)』から、
セネガルの助け合いの精神、『テランガ』という名前になったそうだ。
ということで、ぜひ、みんなも使ってみよう。