バイサル先生とのSkypeウォロフ語レッスンの開始は朝7時。
なぜ7時かというと、セネガルは22時。
私もその先生も一日の中でそれほど支障がない時間帯がその時間帯。
私は朝6時半に起き、コーヒーを入れてパソコンの前に座ってfacebookなどをチェックしていると、そのうちSkypeから着信が来る。
最近ではそのコンタクトの時間帯がだんだん早くなってきた。
6時半を過ぎると、すぐに着信がある。
通信が繋がると、決まって最初はおなじみの挨拶から始まる。
相手がセネガルといえど、毎日画面を通して顔を見ているので全く久々ではないが、
それでも「ナンムナーラ」(あなたに会えなくて寂しかったです。)と言い合う。
そして、なんてことない世間話で会話のウォーミングアップが始まる。
「今日は何時に起きたの?」から。
その日は割と早く目覚めたので、私が「6時」と答える。
「6時はどんな感じ?」と、先生。
「はっ?」
「6時はどんな感じ??」
6時はどんな感じ・・・・
頭の中で繰り返したが質問の意図が分からない?
「えっ?」
「ろーくーじーはぁ、、、どーんーなー、かーんーじぃ??」
どんなにゆっくり言ってもらっても、彼の言ってるウォロフ語のが理解できない訳じゃなく、質問の意図が分からないだけだ。
6時はどんな感じ・・・
「あ、朝だね。」と答えてみた。
「いや、だから、どんな感じ?」
どんな感じ・・・
「明るいかなぁぁぁ」と答えてみた。
「メルシィ!!!!」
その友達はテンションが上がった!!
その友達の口癖だが、「That's right!」的なニュアンスの時「メルシィ」と言う。
これはウォロフ語ではなく、フランス語。
「日本は6時はもう明るいんだ!」と、彼。
そう言われてみれば、セネガルは6時はまだ暗い。7時を過ぎてようやく明るくなり始める。
セネガルの日の出はスタートが遅いのだ。
ただし、日没は遅い。時期によっては20時くらいでようやく暗くなり始める。
朝は車の量も少なく、外気も清々しい。
窓を開けて深呼吸するだけで、眠かった体がシャキッとする。
不思議だが、起き抜けは寒いのに、窓を開けて深呼吸すると体がポカポカしてくる。
朝の6時が「明るい」ということが当たり前すぎて意識したことなかった。
でも、私たちが住んでる日本は時期によってはもう5時くらいから明るくなり始める。
私たちのほとんどは仕事のスタート時間に合わせて、起床の時間を合わせている。
日本もセネガルも会社や公共機関が働き出す時間はだいたい似ている。
でも、太陽が顔を出す時間は国によって違うのだ。
当たり前のことだが、
「6時はどんな感じ?」と言われなかったら、気がつかなかった。
ということは、、、
会社の時間に合わせて起きるより、太陽が出て来る時間に合わせて起きた方が、たくさん明るい時間を過ごせるってこと。
朝、太陽の光を適度に浴びると、1日のリズムができると言われる。
本来の人間のリズムは、朝早く起きて、昼間活発に活動し、夕方から夜にかけてはゆったりとリラックスする。
リズムどおりに活動すれば免疫力を高めるので、朝型生活が健康によいと言われている。
どこかの記事で読んだ。
夜の間休息した脳や体を切り替えて活動的にするには、脳内セロトニン神経を活性化する必要があり、そのためには、朝30分程度太陽の光を浴びる必要があるらしい。
脳内のセロトニンが不足すると、うつ状態になったり、キレやすくなったりするそうだ。
この際だから、手帳のスケジュールに合わせて起きる時間を決めるより、太陽の時間に合わせて起きる時間を決めた方が、体にはよさそう。
脳も働くし、細胞が活発に動く感じがする。
「6時はどんな感じ?」のひょんな一言から。
自然のリズムに合わせて作る健康も取り入れてみると良いかもしれない。
ぜひ、お試しあれ。
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今日のウォロフ語
寝床を整える(ベッドメイキング)
damay lal lal bi
lal ベッドを整える(動詞)
lal bi ベッド(名詞)
その料理を作る
damay togg togg bi
togg 料理をする(動詞)
togg bi 料理(名詞)
bi がつくと名詞。
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まずは「こんにちは」って何て言うの?から。
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