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慣れないIZANAIダンスへの挑戦 【ファティマタよさこい日記ガーナへの道⑦】

ファティマタよさこい日記〜ガーナへの道〜(1)から読む

 

導かれし道へ

不思議なご縁で繋がった。

 

なんでよさこいか、なんで高知か、なんで新潟か、なんぜ須賀IZANAI連か、そしてなんでガーナか、、

 

どれも一言では説明できない。

 

どこを取っても、自ら進んで行った道ではなく、そうなるように呼ばれてしまった感じがしてならない。

 

だから、第1話で書いたの「須賀IZANAI連の合同演舞に参加されますか?」の質問に対し、『やりたい』という感情より、『きっとやるんであろうな。』という予感がよぎった。

 

いろいろ繋がっているご縁の中で、あとまだ残っているのは須賀連で踊ることですよ。と言われているような気がしてならなかった。

 

IZANAIダンスの練習

自主練が始まった。

 

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私は他の誰よりも振り入れの遅れを取っている。

 

たとえ、みんなとはデザインの違うレンタル衣装で約100人いるうちの一番後ろの立ち位置だったとしても、悔いの残らないダンスをしたい。

 

踊りに惹きつけられて「あの人、誰だろうね。」と言わせてみせる。

 

そんな意気込みで自主練を開始した。

 

自主練は、DVDのレクチャーを見ながらの振り覚え。

 

それが、こんなにも根気がいることとは思ってなかった。

 

同じ空間で教わるダンスと、画面を通して見るダンスでは伝わり方が全然違う。

 

そこで改めて感じた。

 

ダンスは波動があり空気が揺れる。

 

それを感じてその動きを吸収するのと、画面の中の動きを真似するのとでは雲泥の差だ。

 

DVDだけで、まっさらな状態から振りを覚えることの大変さ。

 

遠方にいたり、なかなか忙しくてレッスンに来ることができない人に取っては動画で振り付けを確認できるのは、とても便利でありがたい。

 

しかし、DVDの動画だけで振り入れを完成させることを懸念されていた新潟のインストラクターさんの言わんとすることが痛いほどわかった。

 

そういうこともあり、須賀連の関東支部の先生に振り付けのフォローワークショップをお願いをした。

 

関東にいる須賀IZANAI連の踊り子さんたちにも声をかけさせてもらった。

 

関東にいる踊り子さんたちは、すでに別の地域のお祭りで本番を何度も経験している踊り子さんたちだ。

 

みんなの足を引っ張る訳にいかないので、そのフォローワークまでにすべて振り入れを完成できるように自主練を組んだ。

 

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ターンができない

ダンスが難しい。

 

須賀IZANAIのダンスの基礎はジャズダンス。

 

止め、止め、片足キープ、ボワント、ターン、ジャーーンプ。

 

アフリカンでやってきた動きと全く違う。

 

しかも、地下足袋を履いてターンをしようとすると、ゴム底のヒダヒダの滑り止めがその動きを制御してしまい、一周も回れない。

 

みんなはどうしているんだろう。

 

地下足袋を履いた状態でターンをマスターする時間は私にはない。

 

地下足袋のゴムのヒダを切り落とし、ヤスリにかけ、マニキュアのトップコートで滑りやすくコーティングするという手段に出た。

 

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これなら、勢いだけだが、ギリギリターンができる。

 

こういうズルをしないと越えられない壁が多すぎる、IZANAIダンス。

 

気になる自分の立ち位置

気になっていたのは自分の立ち位置だった。

 

立ち位置は、女子の1〜8、男子の1〜8とあり、そのポジションで移動する場所や、振りが入るカウントが変わる。

 

下の写真はそのフォーメーションをDVDの中で図で解説している。

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そのあまりの複雑さに面食らった。

 

男と女で振り付けが全く違うが、フォーメーションをつけながら男女一緒に踊ると、その動きがぴったりシンクロするから驚く。

 

「す、すげぇ。」(O_O;)

 

この振り付け者は、SUGA JAZZ DANCE STUDIOの代表、悠一朗先生。

 

一体、彼の頭の中はどうなってるんだ。

 

 

自分の立ち位置が早く知りたく、何度も新潟のインストラクターさんに問い合わせし、やっと入ってきた情報は、一番最後列のレンタル衣装のグループの1番。

 

しかも、レンタル衣装の男子パートは3名しかおらず、その3名のうちのひとりが私だった。

 

16人で奏でるフォーメーションができないことが少々残念ではあるが、1番と分かれば、その動きに集中して練習するのみ。

 

 

みんなのサポート

隊列の一番後ろで踊ろうとも、私からしたら須賀IZANAI連で踊ること自体が一大事。

 

そんな私の大挑戦を、Hemoさんはじめ、東京からたくさんの仲間たちが応援に駆けつけてくれることになった。

 

みんなの愛がありがたい。

 

そんな時、これまた大事件に匹敵するサプライズなメールが新潟のインストラクターさんから飛び込んできた。

 

「ファティマタさん、正式な衣装を着て踊れますよ。」

 

関東のインストラクターさんを通して、関東の踊り子さんたちに衣装を貸してくださる方を探してくれたそうなのだ。

 

私が知らない間に、そんなことまでしてくれていたとは。

 

涙が出るほど嬉しかった。

 

 

そして、その後、もっと驚く大事件が飛び込んで来た。

 

「ファティマタさんの立ち位置が変更になりました。」

 

その立ち位置とは、、、

 

 

第2グループ。

 

 

第1グループが、SUGA JAZZ DANCEのインストラクターやベテランのダンサーさんたち。

 

そして第2グループが、須賀IZANAI連の熱い方たち。

 

 

私が、その中で踊る。

 

 

そのメールを見た瞬間、思わず興奮してガッツポーズが出てしまった。

 

そして、何度も何度も読み返した。

 

読み違いではないよな?

 

読み違いじゃないことを確認すると、じわじわと胃がしめつけられるプレッシャーが押し寄せた。

 

この立ち位置は、代表の悠一朗先生より、私の魂への信頼と期待による立ち位置として決めてくださったそうだ。

 

立ち位置

 

 

関東のみなさん

東京では2回フォローワークを開催してもらい、関東の踊り子さんたちが集まってくれた。

 

みなさん、高知よさこいや、その他のお祭りですでにこの月カムナガラを踊った踊り子さんたち。

 

関東のインストラクターさんはじめ、みんながサポートしてくれた。

 

ここでも、須賀IZANAI連の愛を感じた。

 

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集まってくれた関東の踊り子さんたちの中で新潟で踊るのは私だけ。

 

私に衣装を貸してくださる方が、衣装を差し出しながら言った。

 

「この衣装を新潟に連れて行ってやってください。」

 

胸が熱くなった。

 

全国の踊り子さんたちが、こうしてみんなで須賀IZANAI連を盛り上げている。

 

それは、関わってみないと分からないことだった。

 

⑧へつづく

 

 

みなさまへ

ガーナで12年続いていたよさこい祭が『元気がない』ということを知り、ガーナへ行くことを決めました。
そして、少しでもよさこいの本質を知りたく、須賀IZANAI連の参加を決めました。
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そこで資金のサポートをクラウドファンディングで集める事に至りました。

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1、安全にツアーに乗っかる。
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(2015年9月19日00:00にスタート!)

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※チーム参加費(現地集合)
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衣装代、鳴子代、楽曲制作費、振付代、レッスン費用、
本祭中のドリンク代、参加費。
※事前に動画にて振り付けをお送りします。

 

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ご興味のある方はご招待するのでご連絡ください。
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▶︎ファティマタ族スケジュール

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9/19(土)
13:48 新潟駅南口広場メイン会場
18:12 古町6番町

9/20(日)
12:42 新潟ふるさと村会場
14:06 万代シティ十字路メイン会場
16:06 万代シティ2Fシーキューブ未来会場

 

▶︎須賀IZANAI連合同演舞

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9/20(日)
18:15〜18:40頃 須賀連@万代シテイ十字路

9/21(月祝)
18:54 須賀連@万代シテイ十字路

 

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