05セネガル料理

セネガル料理 ファティマタ流『セボン』の作り方レシピ

セネガル料理に飽きてきた時に無性に食べたくなる料理がこれ。

そんなにメジャーじゃないメニューだが、ひととおりセネガル料理を食べ尽くし、そろそろ日本食が恋しくなって来た時にどストライクなさっぱり料理。

セネガルにもこんな爽やかなメニューがあるのではないか!と感動する。

そもそも、「セボン」てフランス語で「おいしい」という意味。「おいしい」というのが料理名になってるほどだ。

下の動画の1分20秒に『セボン』が出てくる。

ただ、こちらのメニューもやはり日本じゃあまりお目にかからない。

やっぱり食材がない!

そこで、いろんな日本の代用食材をいろいろ試し、なんども失敗しながら、ようやくセボンに近いところまで到達できた。

しかもちゃんと美味しい!

ご用意いただく食材

3~4人前(家族が多い人は、量を増やしてみてください。)

<使う調味料>

コショウ
唐辛子
レモン汁(ポッカ100レモンなど)少々
マギーブイヨン 1個
マスタード(ディジョンを推奨)大さじ1

味噌又は豆豉ジャン 小さじ1
パームオイル(お好みで)

<ご飯用>
米(1,5~2合)
あさりの水煮缶 少々
中華用の乾燥エビ 少々
ナンプラー 少々
ほんだしなどあれば 少々

<準備する野菜>
玉ねぎ 半分
ニンニク 2片
ピーマン 1個
オクラ 4~5本
ほうれん草又はモロヘイヤ ひと束のうち1フサか2フサ
トマト 半分(小さいトマトなら1個)
大豆の水煮缶 大さじ2

<焼き魚用の魚>
魚の切り身(さわら、カジキマグロ、真鯛、鮭、なんでもでも良い。)
*鮭は生鮭で。骨がない魚の方がよい。

調理器具

*フードプロセッサーまたはミキサー
*小さいボール2つ
*フライパン
*炊飯ジャー
*魚焼きグリル

作り方手順

1、<ご飯を炊く>
炊飯ジャーに米、あさりの水煮缶(大さじ1)、中華用の乾燥エビ(少々)、ナンプラー少々、塩、ほんだしなどあれば少々入れて炊きはじめる。

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2、<ノッコスを作る>
下記の材料をフードプロセッサーで砕く。
*ピーマン1個
*にんにく1片
*唐辛子
*コショウ
*塩
*マギーブイヨン

3、ノッコスを『ノッコスA』と『ノッコスB』とに2つに分ける。

4、ノッコスAにマスタード(大さじ1)とレモン汁(小さじ1)を混ぜる。ノッコスBは何も入れずそのまま。

5、<魚のマリネ>
ノッコスAの少し(全部使わない)を魚に塗り(切れ目を入れて、切れ目の中にも入れる。)少し置いておく。

6、玉ねぎ半分のうちの1/4を切り分け、残りの3/4とニンニク1片をみじん切りにする。(フードプロセッサーを使う場合はノッコスを砕いたあとにやってしまおう。)

7、<発酵豆ペースト>
1、取り分けてある1/4の玉ねぎと味噌又は豆豉ジャン(小さじ1)に大豆(大さじ2)とノッコスB(半分)を入れてフープロにかける
2、味を見て、味噌又は豆豉ジャンで調整。(この間に8で使うのオクラとほうれん草(又はモロヘイヤ)を茹ではじめよう。)
3、ボールにあけて、スプーンで潰しながら練る。

8、<ねばねばソース>
1、オクラとほうれん草(又はモロヘイヤ)を塩茹でする。
2、茹で上がったオクラとほうれん草、ノッコスB(残り半分)、レモン汁(小さじ1)をフードプロセッサーでペースト状にする。(味を見て塩と唐辛子で調整)
3、ボールにあけて、さらにスプーンで練る
4、飾り用として、少しのオクラを塩茹で状態で取っておく。(お好みで)

9、<魚を焼く>
1、マリネ漬けにしておいた切り身魚をグリルで焼く。

10、<玉ねぎソース(仕上げに全体にかけるソース)>
1、トマトを1cmほどの角切りにする。
2、フラインパンに油をふたまわし、6の玉ねぎとニンニクのみじん切りを炒め、残りのノッコスAを加え、トマトを混ぜ、味を見て塩で整える。

11、<盛り付け>
ご飯をお皿に敷き、真ん中に魚を置いて上から玉ねぎソースをかけ、発酵豆ペースト、ねばねばペースト、塩茹クラを飾り、パームオイルをまわしかけて完成。(パームオイルはお好み)

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