instagram社会
日本ではそうでもないが、アフリカ、ヨーロッパのinstagramへの執念は半端ない。
特に、アフリカの中でも私の関わってるガーナ、ナイジェリアが著しいように感じる。
毎日のようにガーナ人、ナイジェリア人からDMに届くメッセージ。
「俺のNew Songで踊ってくれ。」
音楽に関わっているアーティストは影響力のあるダンサーにその曲を使ってもらい、バイラルダンス(誰でもマネできる感染力のあるダンス)でシェアしてくれることで、拡散してもらえる。
影響力(フォロワー数が多い)が多いダンサーほど倍率が高い。
私はフォロワー数は多くないが、アジア方面にも認知度を広めたいと思っているアーティストにとっては貴重なダンサーなのかも。
私ですら、一日に一回は「俺のnew songで踊って」メールが届くのだから。
インフルエンサー(影響力のある人)ダンサーは一日に何十通と届くのかもしれない。
どの曲を採用するかは、その曲が好きかどうかが大前提だが、そのアーティストのフォロワー数でもだいぶ左右される。
やるからには、こちらにも多少のメリットがなければね。
だって、人間だもの。
でもね、私が不採用した曲、アーティストたちはそれでも諦めないの。
他のアーティストとのコラボ動画を配信するたびに、メールが来る。
「俺を忘れたのか?」
と、そんな具合に。
諦めないが肝心
「俺を忘れたのか?」
そう、確かに、単純に忘れていた場合もある。
そんな時にメールをもらえると、「そうだこの曲もあった。」と思い出せる。
人は忘れる。
受け取った時にインパクトがあったとしても、時の流れと共に他の情報にどんどん上書きされて、最初にもらった曲は忘れちゃう。
「俺を忘れたのか?」
このしつこいようだが、リマインドメールは嫌うどころかありがたい。
我々日本人なら、採用されなかったと思ったら、その時点で諦めるよね。
採用されなかったわけでなく、タイミングを逃していただけのパターンも結構ある。
彼らを見習って
先日、ビッグアーティストのマネージャーから、「この曲でぜひ踊って欲しい。」とのオファーがあった。
条件は、そのアーティストのアカウントでそのダンス動画をシェアします。とのことだった。
好きなアーティストだったから大興奮して、すぐさま彼の曲でダンスビデオを撮ったの。
マネージャーにその動画を送ったものの、全然そのアーティストがシェアしてくれない。
本来なら、ガッカリして終わり。
でも私はアフリカ人アーティストたちを見習って、同じように催促メールをしてみた。
「私を忘れたの?」と。
そしたら、なんと、その5分後にはシェアされたの。
そう、採用されなかったのではなく、忘れていただけだった。
だから、『シツコイと嫌われてしまうかも』と思う前に、『リマインドしてあげよう』とポジティブに考える。
この楽観的な発想、私たち日本人に必要かもしれない。
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