先日、第17回旅のノンフィクションエッセー大賞の授賞式が大阪で行われ、私は表彰を受けに仲間を引き連れ大阪へ。(椎名誠氏、家田荘子氏も称賛!旅のノンフィクションエッセー大賞授賞式『新しい才能』への表彰。)
この授賞式が大阪行きの大きな目的ではあるが、どうせ交通費をかけて行くのなら、大阪で美味しいものを食べよう。ということになった。
そして、超ラッキーなことに、大阪在住のお知り合いがたまたま時間があり、私たちのアテンドをしてくださることに。
このお方、大阪の美味しいお店を知り尽くしている超グルメな方で、彼が誘導してくれる場所へ、われわれ女子は金魚の糞のようにただただ小走りで付いていく。
一軒目に来たのはここ。
春駒
お寿司屋さん??
「うなぎ食べれますかぁ。(関西弁)」とアテンドさん。
大阪に来て一発目にうなぎとは思わなかった。
だけど、すでに店の前には長蛇の列。
「とりあえず、並んでおいてください。(関西弁)僕、たこ焼き買ってきますわ。(関西弁)」
と、女子がその列に並んでいる間に、アテンドさん走って消える。
10分後、走って戻ってきたその手にはたこ焼き!
このたこ焼きが大阪でも美味しいで有名のたこやき わなか。
たこ焼き道楽わなかホームページ
買って来たたこ焼きの味付けはシンプルにソースと塩。
早速、丸ごとポンと口に入れた。
「あかん!火傷するでぇ!!」
時、すでに遅し。
超、熱い!
中がとろっとろで、あっつあつ。
とろっとろなの。
とろっとろ。
初めて塩を食べたがこれがまたウマイ。
食べたい、熱い、食べたい、熱い。
その出来立てホヤホヤの熱さに少々のオアズケをくらいながら、ハフハフしながらピラニアのごとくペロっと完食。
そうこうしているうちに、「お次5名様どうぞぉ。」と春駒の店員さんが声をかける。
ナイスタイミング。
5人は小さいテーブルを囲み、さっそくアテンドさんオススメの料理を注文。
メニューを見て迷う必要なし。
席に着いて、すぐ注文。
アテンドさんのこの手際の良さが気持いい。
そして来たのが、これ。
うなぎ。
「まずは食べてみてください。(関西弁)」
と、自信ありげな笑みを浮かべるアテンドさん。
所詮うなぎでしょ?という気持で、箸でひょいとつまみ口に運ぶ。
「うわぁ。」
口の中でとろけるうなぎと同じように、女子たちの顔もとろける。
まさに、「何コレぇぇ」の世界。
うなぎに味付けされていたタレもこれまた美味しい。
そしてお次は貝のお刺身。
これまた、アテンドさんの自信ありげなニヤけは止まらない。
私たちがそれぞれに口に運ぶ。
アテンドさんは、私たちがその歯ごたえを噛み締めるまでじっと見守る。
「コリッ!」
「おおおおお」ここでまた女子たちがどよめく。
コリコリの噛み応え。
おいしい!
アテンドさん満足気にうなずく。
でも、私たちは他にも食べに行くところがある。
アテンドさんが計画しているグルメツアーは始まったばかり。
余韻に浸ってる暇はなく、後ろ髪を引かれる思いで、春駒はこの辺で締め。
そして、またアテンドさんの後ろを小走りで付いて行く。
次はお好み焼き千草
あまりにもアテンドさんにお任せすぎて、何を注文したかも思い出せないが、さっそく、アテンドさんが焼き始めた。
どうやら焼き方にこだわりがあるっぽい。
だけど、すっかり女子はおしゃべりに夢中。
そうこうしてるうちに、焼き上がったお好み焼きがお皿に盛り付けられて回って来た。
このおいしさは・・具材なのか焼き方なのか。
前にも大阪でお好み焼きを食べたが、ここまで美味しいと感じなかった。
ふんわりと焼き上がっている生地の中のプリっと主張してくる具がたまらない。
ここでもこの一枚だけ。
食べ終わるとすぐにお会計。
「もう行きはるんですかぁ。」とおばちゃんもビックリ。
そう、我々は時間がない。
まだまだ連れて行きたいところがたくさんあるアテンドさん。
「おいしいビールとメキシカンどちらがいいですか?(関西弁)」
これまた、大阪に来てメキシカンとは思いもつかないものだ。
で、メキシカン!墨国回転鶏料理
この雰囲気。
女子全員のテンションが上がる。
言うても、外観はただのビニールではないか。
でも、こんなにもテンションが上がるのは、屋台のようなお祭り気分を連想させるからなのか、現地ってこんな感じなのか?と妄想が膨らむからなのか。
「わーい!」とそのビニールの壁をペロっとめくり中へ入る。
なんとなく、すでに満腹感を感じつつ、今までとは違う料理が並ぶメニューを目にして別腹の食欲が湧く。
ピリリのソースととろとろチーズ。
お菓子感覚で食べるメキシカン。こちらも食が進む進む。
ここでも、2~3品のオーダーで締めて、次へ。
こんどは、アテンドさんが強くオススメするかまぼこ屋さん。
八尾蒲鉾店
美味しいかまぼこなら暮れのお歳暮に送られて来たりする。
かまぼこをわざわざ食べにお店に行くんかいな・・・。
と多少の疑惑を抱きつつ中へ。
な、なんとそこは、その場でかまぼこを練って、揚げている。
作り立てホヤホヤが食べれるのだ。
3種類くらい食べたのだが、あまりにも夢中になりすぎて写真を撮るのをみんな忘れる。
最後に食べたのが、このお店の中でも一番人気。
見ただけでもヤバいが、これ、味もヤバい。
八尾蒲鉾店 詳細
私たち今日の一日で、いくつもの予定をこなさないといけない。
ここでもアルコールは全員おあずけ。
それだけに滞在時間が短い。
「ごちそうさまでーす。」とみんな立ち上がると、その滞在時間の短さにお店の人もビックリ。
「次回はゆっくり来てください。」
そりゃそうだ。(笑)
その早さ、まるでテレビ番組並み。
ここからは、一度食べ歩きツアーは中断して、大阪で活動しているアフリカンダンスの団体さんにお呼ばれして、ファティマタはウォロフ語(セネガルの部族語)講座の講師に変身。
その時間はアテンドさんはプロジェクターやBGMのセッティングなど会場設営スタッフに早変わり。
いろんな仕事がこなせてしまうお方。リスペクト。
私に同行した女子たちも、ここでは生徒になった。
(ウォロフ語講座@大阪についてのブログはまた後日・・)
講座が終わると、夜も更け、22時ころになっていた。
でも、私の夜行バスは23:45発。
時間はないと言っても、まだまだ打ち上げができるだけの時間はある。
さぁ、これからが大阪の打ち上げ。
私たちは地下鉄に乗って梅田駅へ。
そして仕事帰りのサラリーマンが集まるような地下街の飲み屋さんへ。
念願の串カツにありつけた!
串カツを食べながら、やっとアルコール!
みんなでカンパーイ!
盛りだくさんすぎた大阪、大満喫。
美味しかったぁ。楽しかったぁ。来てよかったぁ。
そして、それぞれに「ありがとうございます。」「ありがとうございます。」
とにかくいろんなことに、「ありがとう。」と最後の食事を噛み締める。
と、思いきや。
「やっぱり、最後にうどんが食べたい。」
と、串カツが締めにはならず。
そそくさと移動して、立ち食いうどんへ。
大阪のうどんはあっさりと薄味。
これもまた美味。
ほんとにほんとにこれが最後。
もう、アテンドさんの終電も間近。
あああ、美味しかった。
私以外の女子はホテルで一泊。
私は夜行バスへ。
アテンドさんと握手してハグして涙のお別れ。
女子三人は私を見送りにバス停へ。
楽しすぎた大阪。
「帰りたくないよぉ。」
と、別れを惜しんでバイバイする。
ああ、またエッセーで受賞しないかな。
いや、受賞がなくても、また食べ歩きに遊びに来よう。
今回アテンドしてくれた方は私のITの先生、日野さん(Design Architect)。
そして、日野さんだけじゃなく、今回の大阪食べ歩きツアーにいろいろな情報を提供してくださった、レザーアート職人のBobbyさん。
いろいろな方が協力してくださって、スーパーウルトラ楽しい大阪食べ歩きツアーができた。
みなさんありがとうございました。
セネガルに行くならツアー慣れしているファティマタと一緒に!
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今年から恒例のダンスレッスンツアーの他にセネガルのヤバく素晴らしいスポットを巡る観光ツアーを開催!ビーチや砂漠で美味しいセネガル料理を食べよう!
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FATIMATA主催のセネガルツアーは今年で10周年。
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セネガルから帰って来てみんなが口を揃えて言うのが、「ウォロフ語もっとしゃべれるようになりたい!」
その通り!セネガルはフランス語は伝わるものの、ほとんどフランス語で会話をしている人はいない。どこを探しても学ぶことのできなかったウォロフ語。こちらでご用意しております。
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日本は毎朝7時から、セネガルは毎晩22時から。
現地のセネガル人が登場していきなり実践と思いきや、会話の中に出て来るセンテンスをピックアップしファティマタが文法を解説。
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