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いざ新潟へ!! 【ファティマタよさこい日記ガーナへの道⑧】

ファティマタよさこい日記〜ガーナへの道〜(1)から読む

(この日記は新潟総踊りから帰って来たあとに書きました。)

 

いざ、新潟へ!

みんなの激励を受け、いざ新潟へ。

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私はSUGA JAZZ DANCEの『月カムナガラ』レッスンを受けるため、お祭り前日の18日に新潟に入った。

 

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暗い雨の夜道に、堂々とそびえ立つ看板。

 

ついに来てしまった、SUGA JAZZ DANCE STUDIO

 

そこに待っていたのは、SIN先生と、だだっ広いスタジオ。

 

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緊張の面持ちで中に入った。

 

レッスン着に着替え、中でうろうろ待っていると、須賀IZANAI連のナンバー『月カムナガラ』を踊る踊り子さんたちがチラホラ集まってきた。

 

月カムナガラの全体合わせは、前日にやってしまったらしく、この日は集まりが悪いとのことだった。

 

それでも、東京でいつも一人で練習していた私からしたらたくさんの踊り子さんだった。

 

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練習が早速始まった。

 

やっと仮の隊列を組んで踊ることができた。

 

自分の前や横に人がいるだけで、ぜんぜん空気が違う。

 

完璧に覚えて来た振りも、周りに翻弄され吹っ飛んでしまうことも度々あった。

 

ワクワクと共に、緊張感も高まった。

 

 

120%の踊り

「ファティマタさん、こんどは見ていてください。」

 

須賀IZANAI連のオリジナルメンバーによる練習が始まった。

 

合同演舞とは違って、オリジナルメンバーだけになるとフォーメーションがもっと複雑になる。

 

整列の時点から空気が変わった。

 

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静止しているだけでも『何かが宿った』と思わせるほどの目ぢからと気迫を感じた。

 

そこからグワっと動きだす、うねりのある動き。

 

女性はしなやかで流れるように、男性役は力強くパワフルに。

 

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その動きは、私が練習してきた月カムナガラの振りとはまったく別なものに見えた。

 

そしてひとりひとりが全力で踊る。

 

全員がひとりが出せるエネルギーのキャパをオーバーしているほどのパワーをぶつけて踊っていた。

 

その踊り様はまるで『これが人生最後のダンス』と言わんばかりのエネルギーの出し方だった。

 

写真を撮るためにスマホを構えて見ていたが、その気迫に引き込まれ、終盤の方はすっかり写真を撮ることを忘れて見入ってしまった。

 

すごい。

 

いったい、そのエネルギーはどこから来てるのだろう。

 

 

感謝の気持ちを忘れない

新潟のスタジオを仕切っているSIN先生がみんなを集めてこう話した。

 

「ひとりひとりの個性はみんな違う。だけど、みんなが持っていなくてはいけない共通意識がある。それを持つことで、ひとりの個性が失われることはない。それは何だと思う?」

 

 

感謝の気持ちを忘れないこと。

 

 

至ってシンプルなことだった。

 

生きていること、踊れる身体があること、踊れる環境があること、それを見てくれる人、応援してくれる人、

 

すべてに対して「ありがとう。」という気持ちを忘れないこと。

 

 

心を揺らすのは心

月カムナガラの練習が終わると、今度は別のナンバーの練習タイムに入った。

 

私は私服に着替え、その時間を見学させてもらうことにした。

 

別のスタジオでは、NAGI先生によるジャズダンスのナンバーの練習をしていた。

 

そのナンバーは大きな大人も小さな子供もいて、ダンサーの経験値もマチマチだった。

 

昔からダンスをしている人、最近始めた人、いろんな人が参加しているナンバーだった。

 

私はNAGI先生に呼ばれ、そのナンバーを正面から腰を下ろして見させてもらうことになった。

 

ちょうどそのタイミングで、子供たちのお母さんたちがスタジオにお迎えに来た。

 

NAGI先生はお母さんたちも誘い入れ、観客は私の他に子供たちのお母さんも合わせて4人になった。

 

踊る前にNAGI先生が生徒さんたちに伝えたこと、

 

一番最初に『このナンバーで踊りたい』と思ったその純粋な気持ちを忘れないこと。

 

そしてやはり、感謝の気持ちだった。

 

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踊りだすと、みんなの顔が輝きだした。

 

迷いのないダンス。

 

見ているうちに、こちらも幸せな気分になり、うっかり笑顔になってしまった。

 

みんなのダンスを見て、お母さんたちは涙していた。

 

 

そうか。

 

私は月カムナガラが思うように踊れずに悩んでいた。

 

腕の角度や上げる足の高さなどが思うようにかっこよく決まらないことを、ジャズ経験が少ないせいにしていた。

 

でも、大事なことはそんなことではなく、真心込めて踊ること。

 

人の心を動かすのは、手足の角度やターンの回数ではなく、心から発信されている表現なのだ。

 

NAGI先生のナンバーを見て勇気をもらった。

 

悩むことはない!

 

私らしい月カムナガラを踊ればいいのだ!

 

(9)につづく

 

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