タクシーに引かれた
実は、今年(2019年)の1月、セネガルでタクシーに引かれまして。
道路の端を歩いていたら、後ろからタクシーが突然ぶつかってきて、道路に転倒した私の左足を引いた。
しかも、ツアー参加者を引率している最中。
いきなりの出来事に、ビックリしたのと同時に、引率者でありながら起きてはならないことが起きた。
そんな時、とっさに、『なんでもないよ』としらばっくれた態度になるのはなんでだろう。
めっちゃポーカーフェイスを決め込んで立ち上がった。
内心、心臓のバクバクが止まらず、心の中では「落ち着け、落ち着け、落ち着け」と連呼してる。
同行していたメンバーも突然の出来事に動揺を隠せず、私の吹っ飛んだ帽子やらサングラスやらを拾いに行き、砂埃を一生懸命はたいてる。
運転手が出てきて、私の前に立った。
私も動揺してるが、運転手も動揺しているのが伝わった。
動揺しているふたりが、冷静沈着を装って次の言葉を探そうとしていた。
「怪我はなかった?」
周囲の野次馬的な視線が、めっちゃ私たちに注目してる。
通りすがりの人も、物売りも足を止めて、めっちゃこっち見てる。
まずは、足踏みをしてみた。
問題なく動ける。
体じゅう、いろんなところがズキズキしてるが、恥ずかしさの方が勝って、そこまでの痛みを感じてない。
でも、大事に至ってなさそう。
しかし、車のタイヤが私の足を乗り上げたのだ、何もないってこと、あるのか?
「警察に行く?」と運転手。
「いや。」
私はいま日本人たちを引率している最中。
とりあえず運転手と電話番号を交換し、ナンバープレートを撮影させてもらい、その場を解散した。
海外旅行保険に電話
とにかく大事には至ってなさそうだが、こういうのって、後から不具合が来る。
私のクレジットカード(アメッックスゴールド)は海外旅行保険が附帯されているから、サイトで対応窓口を調べて電話してみた。
コレクトコールのやり方がよくわからず、Skypeのアプリからコール。
すぐ繋がって、しかも「すぐに折り返します。」と、窓口の方からすぐに折り返しの電話をかけてきてくれた。
そして、「さっきタクシーに引かれたんですが。」と。
応対してくれてる人も、一瞬とまどって、「そ、それはお見舞い申し上げます。」と。
で、何か揃えておかないといけない書類とかあるか聞いた。
そしたら、、
何もいらない。
とのこと。
証拠となる書類やら写真やら、そういうのはあれば参考に同封してほしいが、基本は何も準備しなくてよい。
海外旅行保険会社から送られてくる書類に、事故発生日時や場所、どんな状況だったかなどを書いて返送すれば、事故に遭った日から、180日間通院した費用がすべて補償されるとのこと。
ただし、鍼灸院やマッサージは適応なし。
医師や柔道整復師が書いた診断書がないと、補償はされないとのこと。
180日間、鍼灸院で美顔針をやりまくったとしても、それはお金は戻ってこない。
帰国後送られてきた書類の送付元は損保ジャパンだった。
帰国後すぐに整形外科へ
帰国後すぐに整形外科へ。
ふくらはぎにはまだ痛々しいタイヤの後。
受付窓口で、「つい先日、セネガルでタクシーに引かれまして。」
窓口には二人女性がいたが、二人とも「え!?」と顔を上げた。
レントゲン結果
ドクターに状況を説明し、「とりあえず写真(レントゲン)撮りましょう。」と。
撮影されたフィルムをしばらくまじまじ見て、ドクターが神妙な面持ちで言った。
「土踏まずにアーチがないですねぇ。」
とりあえず、それ以外の異変はなかった。(っておい!)
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事故ってもネタに尽きないファティマタは本当に運が良い。
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