今回の発見はでかい!
今年の7月にロンドン、パリへアフロビーツの修行に行ったことは前回のブログで触れたが、
実は、今回の旅で猛烈に震え上がるような発見というか気づきがあった。
去年も、同じパリのキャンプに参加しているが、去年の私のレベルではまだそれに気づけなかった。
それは、
あるカリスマ先生の指導法が、私が以前15年間以上に渡り指導して来たサバールダンスの指導法と同じだった。
↑↑↑↑
非常におこがましいことを言っているのは分かっている!!
もちろんその先生は、もっともっとすごい。
そのカリスマ先生のように私のダンスクラスには50人も60人も生徒がいたわけじゃない。(それを自覚した上で話をすすめる。)
普段からそのカリスマ先生の元で踊っている生徒たちのスキルの高さは、その先生のカリスマ性と同様に周りからも一目置かれていた。
その指導法とは・・・
簡単に言うと、個人のフリースタイルを引き出す方法。そして魅せ方、音の遊び方、間の取り方。
それらを、いとも簡単に惜しげなく教えてくれる。
重要なのは、『いとも簡単に』ということ。
やり方さえわかれば、誰でも簡単にフリースタイルで踊れるようになれる。
私のサバールダンスクラスでのこだわり
今さら、昔の話を語るのは好きではないが、、、
でも、これに触れないと始まらない。
私のサバールダンスクラスの一番の目的は、
生徒たちがサバールのソロをフリースタイルで踊れるようになること。
これに尽きた。
私は自分なりに解読したソロが踊れるようになるメッソドがあった。
それは、至ってシンプルで、ある数個の基本パターンの型があり、その型の中で自分なりのバリエーションを増やし、フリースタイルにしていく。
しかも、そのパターンはどれもシンプルだった。
どっかで覚えた小難しい振り付けを無理やりハメ込むようなヤボなことはしない。
覚えもらうのは、ほんとにベースだけ。
もちろん、音の取り方やサバールダンスの特徴であるドラマーへの合図の出し方はマニアックなほど徹底的に覚えてもらわないといけない。(それも基本パターンがある。)
そして、フリースタイルで重要なのは、音の使い方。間の取り方。じらし方。はずし方。
これらの仕方をレクチャーすれば、あとは、自分なりのテイストを盛り込んで他の誰でもない自分のフリースタイルを作っていける。
私にとっては、どんなダンスど素人であろうと、その人が望みさえすれば、ソロで踊れるように指導することは難しいことではなかった。
私の生徒たちは、ソロが踊れることをステータスにしていた。(実はそれくらいサバールダンスのソロは難しいと言われていた。)
ネイティブの先生がたくさんいる中、日本人である私が指導者をやっていることは、なかなか肩身の狭い世界だったが、その中でも唯一の優越感は、サバールを嗜んでる者たちが集まる共有の場(イベントやパーティーなど)で、私の生徒だけが次から次とソロで踊り出るところを眺めている時だった。
遊び場に行って、フリースタイルが踊れないほどつまらないことはないのだ。
生徒たちの、踊りきって達成感に満ちている顔を見るのが先生冥利に尽きる瞬間だった。
アゾント・アフロビーツのフリースタイル
私は、サバールクラスで行っていたの指導法をアゾントやアフロビーツに応用できることに全く気づいてなかったのだ。
気づいてないどころか、私自身がステップとステップを繋げただけのフリースタイルで精一杯だった。
ロンドンやパリのバトルで、周りとのスキルの差にこてんぱんにされて、自分の足りない部分を思い切り痛感した。
だからやっと気づけたのだ。
カリスマ先生がアフロビーツでのフリースタイルのバーリエーションの増やし方を指導した時、目からウロコが落ちた。
「あれ?同じやん。」
しかも、そのカリスマ先生は去年も同じことを教えてくれていたのだ。
でも、去年は、納得はしていたが、響かなかった。
自分がバトルに出場してダメダメだった今年だったからこそ気づけた。
新生アゾント・アフロビーツダンスクラス、スタート
変えよう!
伝えたい!伝えたい!伝えたい!
その気持ちでいっぱいだった。
サークルを作ってフリースタイルでセッションして、周りも一緒に盛り上がっている。
そういうアフロビーツシーンを日本でも作れる。
まずは、自分の生徒たちから。
かつては、サバールダンスでそういうシーンを作って来た。
同じようにやれいばいい!!
アゾントやアフロビーツが盛り上がってない日本を嘆くのではなく、自分が作ればいい!
セッションしたがるアフロビーツ仲間をたくさん増やし、多ジャンルへも感染していくパワーでこのシーンを盛り上げていけたら、最高ではないか!!
まずは、ゼロから。
このブログが多くの人に伝わりますように。と、思いを馳せて。。