03ウォロフ語

今日のウォロフ語 No.72 今しかない貴重な時間。独身でいる間のチャンス。

新婚さんが寝坊。

毎朝7時から行っている、Skypeのウォロフ語会話。

ある日、ある女性参加者が、遅れて登場してきた。

彼女は、セネガル人と新婚ホヤホヤ。

彼ともっとコミュニケーションを密にしたいとのことで、ウォロフ語会話には参加している。

 

ラブラブでいいですね。

「サラマレクーム」と登場する彼女に、

先生、皮肉たっぷりのからかいの一言。

「旦那さんとラブラブだったから寝坊したんでしょ?」

sa jakkar moo nekk sa wet moo tax nga biddenti.
(サジャッカル モーネック サウェット モータハ ンガビッデンティ)

sa jakkar moo あなたの旦那が
nekk sa wet あなたの隣にいた
moo tax だから
nga biddenti あなたは寝坊した

 

フィアンセがいない。

「あれ?てかバイサル先生、彼女いないの?」

と私が尋ねると、

「いたら、毎晩(セネガルでは22時)インターネットカフェなんか来れないよ。」と。

確かに・・。

そして、私もそうだ。

もし、私に旦那がいたら、土日も含め、こんな毎日Skypeに向かっておしゃべりなんてしてられない。

ラブラブだったら特に朝の7時からみんなと顔合わせて「サバー!」なんて言ってられない。

それを言うと、

「ほら!」とバイサル先生。

 

奇跡の時間。

てことは、このSkypeウォロフ語会話は、どちらかにフィアンセが出来たら継続不可になる。

ってことは、今、こうしてレッスンしていられるのは、当たり前の時間ではないのだ。

いつ状況が変わってしまうかもわからない。

奇跡の時間だ・・。

仮に、私のフィアンセがセネガル人になったと仮定しよう。

そのフィアンセが、私がSkypeで毎日セネガル人男性としゃべっていることを許すだろうか?

しかも、月謝まで払っている。

許すわけがない。

でも、フィアンセになった人がセネガル人なら、ウォロフ語を教えてくれるから、それはそれでいいではないか。という意見も出て来るだろう。

でも、考えてみて欲しい。

身近にいるセネガル人がウォロフ語を教えてくれるなら、、

セネガル人の新妻がわざわざSkype会話に参加するだろうか?

セネガルに協力隊で赴任している女の子がわざわざSkype会話に参加するだろうか?

セネガル赴任中のその女の子は、周りはウォロフ語しかない。

でも、誰も教えてくれないから参加してるのだ。

 

バイサル先生を日本に呼ばないのか?との声。

そして多いのが、こういうガールズトーク。

「相手がバイサル先生じゃダメなんですか?日本に呼んだらウォロフ語のクラスが開けるじゃないですか。」

ちょっと、待って!

よーーーーく考えて欲しい。

なんで我々がこんなにもリーズナブルにレッスンが出来ているか。

日本はセネガルより、物価が5倍以上だ。

もし、バイサル先生が日本に来たとして、今と同じ料金で受講できると思うだろうか?

今の私たちの月謝の仕送りで、彼は自分の生活と家族を助けることができている。

でも、日本でその月謝だったら、安楽亭の焼き肉セットにデザートを付けたら終わりだ。

 

いちばん良いカタチ

ウォロフ語は、非常にニッチだ。

でも、本気で学びたい人にとっては、それを学べる場所がひとつもなくて困っているのが現状だ。

私も学べる機会を失ったら困る。

だから、この一回一回の会話を大事にしないといけない。

ずっと、継続していける保証はないのだから。

 

fatimata tangana world

 

 

FATIMATAと一緒にセネガル人としゃべろう。

senegal wolofSkypeで現地のセネガル人とクロスディスカッション。
英会話やフランス語会話はくさるほどありますが、
ウォロフ語会話は日本で唯一ここだけ。
まずは「こんにちは」って何て言うの?から。
詳細はコチラ➡ Wolof Lesson

 

 

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